- 投稿 2017/12/30
- 陸(りく)ちゃん、湖(うみ)ちゃん欠陥住宅予報


株式会社Cが提出してきた是正工事依頼書をみてもわかる通り、床下の写真は一枚もない。
建築主が見ていないと思っているのかしら?

故意に写真を撮っていないんじゃないの?

きっと、床下を見てこれはまずいと感じたから、弁護士を代理人として建築主よりも先に立てたのよ。
住まいの欠陥とは?どのようなものか写真でわかりやすいブログを作っている会社、住宅検査カノム
建築会社に勤める友人に聞いたところ、日経ホームビルダーで取り上げられた名古屋に会社がある第三者住宅検査・欠陥調査を行う住宅検査カノムを教えてもらいました。
さすがにまだ利用はしていませんが、ここの会社のブログには欠陥事例が写真で掲載されています。
これが欠陥ね・・・と、とてもわかりやすいブログです。

それって、地震がきたとき大丈夫なのかな?

本当は1メートル単位で固定しなくてはならないらしいけれど、どこにも固定されていない。


確かに!
庭の花に水やりするとき、勢いよく水をひねったあと、シャワーホースがあちこちに動いたことがある!
うまく蛇口につながっていないとホースから外れちゃうこともあるんだよね。
・・・え・・・それと同じことがリフォームした家の床下で行われているの?

ホースが暴れることがあるから、給排水管は床に金物で固定することが大事なの。
固定されていないと、床下で暴れて物音をたてるのがさや管ヘッダー。
マンションだけでなく、近年は戸建て住宅にも広く使われているさや管ヘッダー工法。
給水・給湯の配管はたいてい床ころがし配管と呼ばれるもので、建物の構造スラブとフローリングとの間に通されます。
架橋ポリエチレン管工業会の施工ハンドブックにはこのように記されています。
さや管は、スラブなどの床面に横揺れや浮き上がりが生じないように支持固定してください。

特に、フローリングとスラブとの空間が狭いところなのにさや管が固定されていないと、水を流す度にフローリングの下から物音が聞こえてきたりするウォーターハンマー現象が発生したりすることもあるよ。

特にリフォームした家の欠陥に多い内容で、20年前の新築の時に使っていた金属給水管をコンクリートの中に埋めてしまうの。
これって建築基準法施行令に抵触しているのよ。
(給水、排水その他の配管設備の設置及び構造)
第一二九条の二の五 建築物に設ける給水、排水その他の配管設備の設置及び構造は、次に定めるところによらなければならない。
一 コンクリートへの埋設等により腐食するおそれのある部分には、その材質に応じ有効な腐食防止のための措置を講ずること。

コンクリートで固められているから、水道管が動かないのよ。

動かなくていいんじゃないの?
・・・あ!そっか!
水道管は建物の外部の公共水道とつながっているから、コンクリートに埋設してしまうと場合によっては水道管がずれてしまってそこから水漏れが起こることもあるってことか。
それがコンクリート内で行われてしまったら・・・水圧でコンクリートに亀裂が発生することもあるよね?
豆腐の中に注射器でお水を注入するような感じでしょ?
最後はぶしゃっと壊れるよね、豆腐。



この件についてはもっと勉強が必要な場所でもあるから、これからも引き続き調べていくわ。
欠陥住宅作られました⇒管理人へのコメント
投稿した記事の内容が間違った解釈しているよ。こんな考え方もあるよという言う方はぜひ教えてください。お問い合わせメールフォーム(別ウィンドウで開きます)よりご連絡ください。

デメリットとしては・・・管理人が同じ内容のメッセージを受け取ることもあるということかな。
裁判資料として参考にさせていただく場合があったら、予めブログ内にて掲載させていただきます。
(※参考ご意見いただいた際に、連絡先を管理人が存じていない場合のみ)
今回参考にした文献など
引用参考:
- 建築基準法施行令
(給水、排水その他の配管設備の設置及び構造)第一二九条の二の五
- 架橋ポリエチレン管工業会の施工ハンドブック