正直まだ、何も進んでいないと言う状態です。
ようやく被害金額がまとまりかけてきているところで、見積もりを作ってもらっていた会社が逃げ出しました。
その件については別ページで細かく書いていこうと考えています。

 

自分はあまりにも悩みすぎて、悩みすぎて・・・
福岡県版欠陥住宅との戦いをざっと読みました。
本当にざっと。
細かくまではまだ読み切れていません。

 

理由としては細々ありますが、ひとことで言うと会社員だからできないという側面が大きい感じがします。

 

元々実家は自営業だったので、等価交換じゃないですが、努力すればその分キャッシュフローが見込めるというところです。

 

でも、会社員だと、そうはいきません。
やたらと拘束時間が長いという点も正直なところデメリットですね。
そして、キャッシュフローも拘束時間に応じた定額なので、これからいくらかかるのかわからない裁判費用について漠然とした不安があるのも事実です。

 

精一杯戦えない。
そんな気持ちを抱きながら、弁護士に対しての資料作成に勤しんでいます。

 

見積もりを作ってもらっていた会社が逃げ出した件を、かつての講師に話しました。

 

実は自分は建築学科出身です。
その縁もあって、建設業界の端っこで現在も勤務させていただいています。
あまりにも困ってしまい、でも、ある程度気心が知れた人間に相談をしても進まないものは進まないもの。
既に1年以上経っていることもあり、巻き込まれたくないという雰囲気も、相手から連絡がないことから感じています。

 

そこで、散々悩んだ挙句、自分が大学生の頃、講師として教えてくれた先生に泣きつきました。
清水の舞台から飛び降りた気持ちです。
だって、大学卒業してから10年以上経て、家を自分の設計で建てましたと言うならともかく、欠陥住宅になってしまったから助けてくださいですよ!?

 

もう、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥といいますか、自分というすべてを捨てて電話しました。

 

電話で30分前後会話させて頂いたでしょうか・・・

 

その日の夜、8時間近く断続的に先生のメールアドレスに資料を送り続けました
いくら教え子とはいえ相当迷惑なメールだと思います。
自分だったら・・・こんな箸にも棒にもかからない仕事の上、無料奉仕になりそうな仕事、受けないと思います。

 

そんな不安を覚えつつ・・・
先生からきたメールは

 

現地直接見に行っていいですか。

 

こちらとしては頭の中が真っ白。
資料を送ったところで小さな部分はわかるけれど、全体的に何が【欠陥】なのかが把握できないという理由でした。

 

欠陥住宅の損害見積もりを作るのは大変なこと。

 

欠陥住宅の見積もり作成を承る業者がいるのは知っていました。
でもなんでそんな業者がいるのかを自分は深く考えていませんでした。

 

はっきり言います。
普通の工務店は欠陥住宅の見積もり作成は拒否します。

 

それは自分の工事方法が正しい工事方法なのかわからないからです。
建設業界全体に言えることですが、ひとつひとつの工事に正しいルールが確立されていないのです。
元々大工工事は親方の背中を見て技を盗んで自分のものにするという状態です。
だから、ルールなんてないのです。

 

それにルール通りに行っていると金額が高額になります。
どこかで手を抜こうという人種の集団に工事を依頼するともれなく欠陥住宅になるという流れです。

 

普通の工務店が見積もりを作ってくれると言った場合は感謝してください。
それはあなたに対しての深い同情を示したと言う事です。

 

先生が話した一言が自分の大学時代を思い出させてくれた。

 

このプラン、考えられていないんだよな。

 

心にズシンと来ました。

 

確かに、初めのプランから全然変わっていないのです。
自分もリフォームってこんなだったっけ?
打合せってこんなだったっけ?

 

と、法人に対しての建設営業を行っていた時の充実感が、今回のリフォームでは全くなかったです。
ましてや大学の時のようやく考え付いたプランだというような、14日間に渡る課題に対してのエスキスで生み出したような苦労もまったくなかった

 

依頼した会社のHPにはこのように記載がされていました。

 

※現在はこのHPはありません。

  • 見た目だけではない「意味のある」デザイン
  • 素材にこだわるリフォーム会社
  • 問題を解決するデザイン
  • 機能を考慮したデザイン

 

提案力がすごいということを述べているようですが、提案されたものお粗末さをみればこれらが嘘だとわかります。
建設業を持った詐欺グループと言っても言い過ぎにはならないと思います。

 

打合せ時に感じていた違和感。これがすべて欠陥住宅への道筋になった。

 

その直感を、家族以外の誰かに相談し、打合せの席に参加してもらえばこんなことにはならなかったのではないかと感じます。

 

 

建物のプランを生み出すことを懸命に学んでいた過去の自分を忘れてしまったことが、自分にとっての決定的な敗因であることが今回わかりました。
それと同時に、しがみつくように懸命に学んだ大学の4年間はやはりとても大事な時間であったと共に、生涯において感謝すべき時間であったと常々感じました。
※実際、自分の転職活動において、大学で得たプレゼン作成技術がとても生きていました。